試合で選ばれ続ける形状

実戦型・胴張竹刀特集

剣先が軽い。だから、技が速い。
一瞬で勝負が決まる試合の場で、多くの剣士が胴張型を選ぶ理由を、専門店が解説します。

WHAT

実戦型・胴張型とは

「胴張型」は、手元側(鍔元寄り)が太く膨らんだ竹刀のこと。重心が手元に寄るため、同じ重さでも剣先が軽く感じられます。その胴張をさらに強め、剣先を細く軽く仕上げて試合向けに特化させたものが、一般に「実戦型」と呼ばれます。

本特集

胴張型・実戦型

重心が手元寄り。剣先が軽く、竹刀さばきが速い。応じ技・出ばな技を多用するスピード型・試合志向の剣士に向きます。

比較

直刀型

手元から剣先まで太さが均一に近く、木刀や真剣に近い重心。打突に重みが乗り、基本に忠実な剣道や昇段審査に向きます。

※「実戦型」の呼び方や削りの度合いはメーカー・工房によって異なります。香武堂では胴張の強さと先の細さのバランスを見てご案内しています。

MERIT

試合で胴張型が選ばれる3つの理由

剣先が軽く、技が速い

手元重心のため、体感の軽さが段違い。出ばな技や応じ技など、一瞬の振り出しスピードが求められる技が出しやすくなります。

打突に冴えが出る

剣先が走るぶん、当たりの瞬間に手の内が効かせやすく、「パンッ」と冴えのある打突に。有効打突の見栄えにも直結します。

構えが安定する

重さを手元で支えられるので、長時間の試合や連戦でも構えが崩れにくく、剣先の攻め合いで主導権を取りやすくなります。

CHECK

選ぶ前に知っておきたい注意点

先が細いぶん、傷みは出やすい

剣先側の竹が細い実戦型は、ささくれや割れが標準形状より出やすい傾向があります。稽古後の点検と竹刀油での手入れ、傷んだ竹の早めの交換が長持ちのコツです。

打突の「重み」は直刀型に分

昇段審査のように一本の重み・刃筋の正しさが評価される場面では、真剣に近い重心の直刀型を選ぶ剣士も多くいます。用途で使い分けるのがおすすめです。

試合用は規格の確認を

全日本剣道連盟の規格には、長さ・重さに加えて剣先付近の太さ(先端直径)の下限もあります。極端に先を細くした竹刀は規格を外れる場合があるため、試合用は規格対応品を選んでください。

迷ったときの目安

  • スピードと試合での使いやすさを最優先 → 実戦型・胴張型
  • 基本稽古・昇段審査で一本の重みを重視 → 直刀型
  • サイズ規格や竹材から知りたい → 竹刀の選び方ガイドへ

RECOMMEND

香武堂の胴張型といえば、この一本

胴張型竹刀 卜伝の商品写真

胴張型・手元重心

卜伝(ぼくでん)

冴え渡る打突。ここぞの一本に応える「勝負竹刀」。

  • 時間をかけた自然乾燥と「火抜け」処理の厳選竹
  • 幻の「次郎作風造り」を職人の手削りで再現した胴張型
  • 量産不可能な完全限定品。警視庁トップ選手も愛用

¥15,000 (税込)

※直刀型がお好みの方には、姉妹品『莫耶』(直刀型・真剣の重心)もご用意しています。

FAQ

実戦型・胴張竹刀のよくある質問

「実戦型」と「胴張型」は何が違うのですか?
明確な規格上の区別はなく、胴張型の中でも剣先を細く軽くして試合向けに特化させたものを「実戦型」と呼ぶことが一般的です。呼称や削りの度合いはメーカーによって異なります。
初心者や子どもにも向きますか?
振りやすいので扱いやすい反面、基本の振りを身につける段階では標準的な形状から始めるのも良い選択です。学年に合うサイズであることが大前提ですので、迷ったらご相談ください。
試合や審査でも使えますか?
全日本剣道連盟の規格(長さ・重さ・先端の太さ)を満たしていれば使用できます。試合用としてお求めの際は、規格対応品かどうかをご確認のうえお選びください。
長持ちさせるコツはありますか?
稽古後のささくれ点検と竹刀油での手入れが基本です。傷んだ竹は1本からでも交換できますので、買い替えの前に一度ご相談ください。

CONSULT

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